[イベントレポート] Kubernetesのモブプロに参加してきた
こんにちは、CX事業本部の夏目です。
基本サーバーレスの自分ですが、週末にKubernetesのハンズオン(?)に参加してきました。
Japan Tour in Summer: Java & k8s on Azure まつり@福岡
Japan Tour in Summer: Java & k8s on Azure まつり@福岡 (2019/08/17 10:00〜)
MSの寺田さんが日本中を巡って行っているKubernetesのハンズオン。 ハンズオンといいつつ、実質モブプログラミングの形式でKubernetesを触っていく。 (ざっくり言うと、周りの多数が色々と口を出して一人がPCを操作する)
yoshioterada/k8s-Azure-Container-Service-AKS--on-Azure
ハンズオンそのものは、このリポジトリのPDFにそって進めていきました。
福岡は2日間で行ったので、初日は寺田さんがひたすら口を出して進めて、二日目は参加者だけで進めていくという形式をとりました。
初日は最後にAzure Container Instance(AWSのFargateみたいなもの)を使ったVirtual Podを大量に作ってみるという作業もあった。
(大量にPodが必要になったときとか便利そうだし、EKSにも早く来てほしい)
やってみて
初日のモブプロでよし理解してたって思ったのですが、二日目実際にやってみると意外と多くの部分で引っかかってしまいました。
言われてやっただけでは抜けてしまう部分があることを実感しました。 自分自身3回くらい、意図したとおりに動かせなかったですし。
k8sのモブプロ以外のお話
k8sのモブプロ以外にも色々と面白い話を聞くことができました。
なぜマイクロサービスなのか
なぜ、k8sやマイクロサービスが注目されいるのか。
企画からリリースまでに時間がかかってしまっている。 (これをバリューストリームマッピングで可視化する) それを、短縮するための手段の一つとしてk8sやマイクロサービスなどがある。
あくまで手段であって、マイクロサービスにするか、k8sを使うかなどはビジネス要件に依存する。
Dockerとk8sのTips
[slideshare id=124865874&doc=japancontainerday2018-181204024913]
k8sのアンチパターンの話。 AKSでk8sのバージョンを上げることできるけどバージョンを上げずに新たにクラスタを作りましょうとか、クラスタはなるべくシンプルにしようとか、といった話。 詳しくはスライドを参照してほしい。
個人的には、k8sの中でカナリヤリリースできるのだからk8sクラスター同士でもやればいいじゃない、みたいな話があってそれが一番印象に残った。
DevOpsとかマイクロサービスとかについて紹介されていた書籍
バイブル。
上司とか上の人にどうしてDevOpsとかが必要なのかとかをわかってもらうのに良さそうな本。
エンジニアが読むならこれがいいかも。
まとめ
モブプロ形式のハンズオンは初めてでしたが、非常に面白かったです。 Kubernetesは使う機会があるかどうかはわかりませんが、色々触れたらなぁと思います。